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クルーズマンズではじめよう
正直、「わかりません」。 なので、回答をパスしようとも考えましたが、折角ですから私が知っている範囲でお話しします。
ゲンティン香港はクリスタルクルーズを突然、会社清算し、他社に売却しました。 乗船中だったお客はどうにか下船出来たようです。 乗船中に、突然、会社清算されても困りますが、クリスタルクルーズ船やダイヤモンド・プリンセスのコロナ感染の例でもわかるように、命までは奪われないでしょう😂 しかし、会社清算だと予約金・フューチャークレジット等は無になる恐れは大。クルーズ会社は、特にリピーターのお陰で、会社の経営維持が安定している特性があり、お客を大切にする傾向はありますが😂
今のクルーズ会社は多大な負債と加えての米国金利の急上昇、原油高、不透明なウクライナ情勢とこれに影響を受けた世界情勢の不安定化などクルーズ業界には逆風です。 業界の株価も一時戻りつつあったのですが、サル痘感染でダウンして以来、底辺状態です。 今のクルーズ会社は青息吐息状態です、世界情勢が急変するとどうなるかわかりません。
今、私が乗船するなら数ヶ月以内の予約・乗船を選びます。 遠い将来のクルーズ予約は割安でも、世の中が急変して会社がなくなればパーですから。 今年に入って2024年2025年の最高級船の世界一周が瞬時に売り切れたというニュースが流れていましたが、お金持ちはパーになってもそんな痛手ではないですからね🤣
日本で待っているだけでは外国客船の日本発着クルーズは中止されるばかりなので、バルセロナまで飛んでクイーンエリザベスに乗船しました。現在シンガポールまで21日間クルーズ中ですが、乗船率80%の1,600名が乗船しており、日本人は私一人だけです。 日本にいる時はキャンセルばかりで船会社は大丈夫かと思い「井戸の中の蛙」であったと認識しました。 欧米人のクルーズ人気は想像以上で活況を呈しています。 バルセロナの港には斬新な新造客船が続々と入出港し、観光客で満ち溢れて完全にコロナ前の感じに戻っていました。 大手の船会社は自転車操業とも思われますが、続々と新造船を発注をしており、クルーズ愛好家が盛り立てている感じです。 それに引き換え日本では就航後30年位のクルーズ客船しか存在せず寂しい限りです。 クルーズ産業は今や一大産業になっているので欧米では潰すに潰せない状況だと思います。
「クルーズ会社は倒産しないですか?」の質問に回答するとしたら「するかもしれません」ですが、大手は保有船を売却して資金を確保するなり、保有船を維持してそれを担保に資金調達したりして再起を進めています。
プレスリリースをしている、していないそれぞれありますが、実はこの状況下でも割と多くの海外大手船社は新造船計画が進められているので、見通しはたっているのではないでしょうか。
すでに皆さんが回答しておられるので、それに加えて新たなことを言えるほど内情に精通しておりませんが、2020年にコロナが本格化した直後から以下のような手立てが打たれていますので、倒産の危機はかなり軽減されているのではないかと個人的には感じます。
+ 金融対策を可能な限り早期に行った。(増資、ファイナンス組み替え、ファンド化、DEスワップ等)
+ 人件費の最小化と、非効率なアセットの処分を早期に進めた。(アセット処分に関しては古い船を売却したカーニバルグループに対して、RCLはほとんど処分していません。保有船団の効率の違いと経営方針の違いなのかもしれません。)
+ 新造船の受け取り遅延(客船に特化した造船所も同様に苦しい状態だと思います。)
それ以外に見えていないところで、債権に対するいろいろな施策が実施されたと思います。倒産させても債権回収の見込みが立たない状態ですから、回収率を増やすならコロナ回復を待って運航を早めるしかないと腹をくくったのではないかと想像します。株主のみではなく債権者を含めて一丸となって、耐え忍び、早期運航回復にて、債権回収を図るのが一番得策と考えたと推測しています。
潰れるなら、多分2020年の段階で潰れていると思います。プルマントゥールなどは、所有の半分がPEファンドでしたので、ファンド期限内の結果が必要です。したがって倒産を選択。ドリームクルーズは親会社がゲンティンで本業もカジノを中心とする観光業ですので、全体に厳しかった。その中で、債権者が売却ができる事業から売却して回収を図ろうとしたのではないかと想像しています。回復期目前の倒産でしたので、資本家、債権者と新たな資本家で話がついたのではないかと。少なくともドリームクルーズとクリスタルは別組織になって、復活するような記事が出ています。
全社とも厳しい状態なので、生き残るか否かは出資者と債権者など資本構造の違いや、欧米資本とアジア資本の違いもあるかもしれません。何れにしても今生き残っているところは、運行再開が始まって回収時期に来ていますので、ここまで耐えて来たことをカバーするために倒産ではなく、回収の行方を見て事業売却するか、回収に専念して時間をかけて取り戻すか、どちらかを選択して頑張ると感じています。したがって、特に大手2社は倒産の選択肢は過ぎたのではないかと考える次第です。MSCは本業のコンテナの勢いがありますので多分大丈夫。一気に上を狙いに行く可能性すら有り。NCLはゲンティンやアポロファンドともつながりが深いので、良く判りませんが、倒産の選択肢はないと思います。
既に複数の方が回答されていますが、日本郵船は傘下のクリスタルクルーズを2015年に香港のゲンティングループに売却しましたが、そのゲンティンが2022年1月に会社精算申請を出しました。
傘下のクリスタルクルーズは、1995年就航のクリスタル・シンフォニーと2003年就航のクリスタル・セレニティは建造から年数が経っていることから、欧州で就航して間がないリバークルーズのみを残して廃船と言う噂も出ていたようですが、ラグジュアリークルーズとしてリピーターの評価が高かったことが幸いし、オペレーションシステムごとの売却が成立したようです。
船会社は、日本郵船や商船三井のように貨物部門と客船部門が傘下にあれば、不振の客船部門の収益を好調な貨物部門が補えるようです。 客船のみの事業構造の場合は、コロナ禍ではどこまで体力が持つかと言う状態であろうと思います。
体力のある船会社は古い客船を売却や廃船にする一方で、LNG船や低燃費の船体設計などを行い、アフターコロナを見据えた展開をしているようにも感じます。
日本船についても現在はワンナイトがなくなり、2泊以上の運航で人の乗降に伴うコロナのリスク低減を図っているようです。燃料費やユーティリティコストが高騰しているためにコロナ前よりも料金は既に上がっています。 とは言え、私たちにできるのは、せめて国内の客船に応援乗船することくらいかと思います。
業界関係者というわけでは無いので、内情については察するしかないのですが...
大手といえる船社は、「枝葉を切るようにして幹を守った」っていうのが現実的なところかと。
カーニバルグループは、けっこう大胆な古いフリートや小さなフリートの処分を行いましたし(HALやコスタは随分変わってます)、再開に向けての既存フリートの刷新も行っています。
RCIはフリートの整理も勿論ですが、グループ内会社の売却(アザマラ)等もしてますね。
いずれにせよ、先行きは不透明なままなので、この先、どう転ぶかは予測は出来ないと言う感じでしょうか...
プルマントゥルクルーズのように倒産して船はみんなスクラップいきになってしまった会社もありますし、クリスタルクルーズ、ゲンティンクルーズ、スタークルーズなどのクルーズ参加においていたゲンティンクルーズ社もほほ倒産で、船は売られたり、スクラップにだされたりしているようです。 他の会社も持ち船を手放したりイロイロですが頑張ってどこも再開しています。 応援も兼ねて是非参加したいと思っていますかを日本を回るクルーズは来年まで延期のようです待ちわびている状態。 フライアンドクルーズは航空便の高騰と、出入りのややこしさがましてなかなか大変なようです。ですが各社、環境に配慮した船などを造船したり、コロナなどの感染症対策にも気配りしてくれているようです。クルーズファンはあとは乗船あるのみですね。