非日常のクルーズ旅行をもっと身近に。
クルーズマンズではじめよう
Q.体験の違いは何ですか?
A.一言では言えませんが、オーシャンクルーズ約600日、リバークルーズ約300日、双方合わせて約900日クルーズ添乗を経験した感じるのは、外洋クルーズに数回乗船された方々がリバーを経験すると「これからは、断然リバー!」とおしゃいます。(勿論私はオーシャン、リバー共に言い尽くせない魅力を知っているのでどちらとは言えませんが) 理由を聞いてみますと リバーはオーシャンに比較して船体が小さく、乗船人数も200名前後と少ないので
①キャビンからレストラン、ラウンジまでの移動が僅か数分(位置によっては数秒)なのでとてもリラックスできる。
②港接岸後は仰々しく入国管理当局と船会社が無線でやり取りする事もなく何時でも「ひょいっ」と下船でき、寄港地は治安の良い小さな村が多く、クルーズ会社が用意してある地図片手に自分でぶらぶら散策でき、TV番組「世界ふれあい街歩き」の様な勝手きままな過ごし方ができる。
③キャプテンも自らスーツケースを運んだり、何時でもデッキ、レストランにゲストと一緒にいるので、とても親近感を覚えアットホームな感じ。
④河畔沿いの小道を犬の散歩する人、通学する子供たち、鳥の囀り、教会の音色、各家庭の煙突から昇る煙、教会前広場の洒落たカフェで楽しむ村人・・・などヨーロッパの人々の「暮らし」の中を楽しむ事ができる。
⑤大きなシアターこそありませんが、ラウンジではシャンソン、弦楽四重奏、民俗衣装を纏った方々の踊り、クリスマスシーズンにはキャロルなど ラウンジの直ぐ目の前で披露してくれ、とってもアットホーム。
⑥乗客は北米を中心に大体主だったクルーズ船は既に乗船経験済みの方が 多く、ドレスコードなど気にせず、旅そのものの「本質」をリラックスして楽しんでいる「心得」のある乗客が多い(クルーズ船にもよりますが) そんな感想が多く聞こえてきます。
Q.どういう視点で選べば良いですか
A.あまり知られていませんが、リバークルーズもオーシャンクルーズとほぼ同じくらい400隻ほどが航行しています。従ってオーシャンでも様々なカテゴリーがある様に、リバーも同様です。しかしリバーに限った事ではありませんが、クルーズTV番組、雑誌、クルーズ会社HP、旅行会社パンフレットなどは全てどれも「我がクルーズ会社、我が取扱いクルーズ船がNo1!」と美辞麗句で表現してくるので、「どれもこれも美食の船で、設備も最新でハイクオリティ!」となってしまっています。実際私は、約300日ほどかなりのリバークルーズ船を経験しましたが、かなり違うと実感しております。
日本人の旅行会社経営者が言えた立場ではありませんが、私は日本人や中国人含めたアジア系の添乗員付きの団体ご一行様が嫌いなので、基本的には大手旅行会社が「ブロック」できる船にはあまり乗船しません。予めブロックできるリバークルーズ会社は大抵中国、日本含むアジア系が多い傾向ですので、約200名前後しか乗船者がいないのに過半数以上が日本人含むアジア系では、折角の中世のヨーロッパのイメージも台無しだからです。個人的な価値観ですが、私はこれまでの経験から欧米系のスマートな心得、人生の達観者が乗船するリバー船を選んでいます。 決してシップデータだけではない、どこにも表現が未だなされていませんが、乗客も含めた視点で客船を選ぶようにしています。