日本発着クルーズ旅行 のQ&A （2ページ目）

一言で言えばクルーズ本社がどこの市場を最も重視しているかです。プリンセスは首都圏の日本人や成田、羽田をゲートウェイに海外からも国際船で来日する市場を狙っていると思います。一方コスタは金沢をゲートウェイにJR新幹線で首都圏、また福岡空港ゲートウェイにアジアを市場とした展開では、それぞれの戦略の違いではないでしょうか

販売側からするとコスタはプリンセスの様に一旦申し込みをし契約整理後、キャビン代金が何度か下がるということがない点かと感じています。お客様からすると、「何だ値段が下がらないのか」となってしまうかもしれませんが、 プリンセスは販売側もお客様も「どうせ、また暫くしたら値下がり料金が出てくるから・・」そんな雰囲気が蔓延しはじめて、お客様も適正価格で契約できたとあまり思えなくなってきてしまっています。販売方法はコスタのほうが販売側もお客様もシンプルに「早く申し込む方が安い」と解り易く、料金、早期契約に対して懐疑的にはなりません。また米国系の落ち着いた雰囲気のプリンセスに比較してイタリア系のコスタは何といっても船内の雰囲気が陽気ですね。でもこれは個人的な印象があるのでどちらが良いとかはなく好みですね。それと値打に纏め上げたい方にはワイン、ビールなども含まれているプランがありとっても値ごろ感があります。 コスタもまだまだハンドリングでアジア傘下で難しい部分はありますが、 浜岡新支社長のもと皆さん少人数ですが、ヒューマティックに頑張っていらしゃる姿は好感がもてますね。

調べた限りでは、ラグジュアリクラスに格付けされるクルーズラインで、2019年に日本に寄港予定の客船は、次の通りです（cruisetimetables.comで、東京と神戸に寄港予定の客船を検索した結果を元にしています）。

Regent Seven Seas Mariner
Seabourn Sojourn
Silver Whisper
Silver Muse
ms Europa2
Crystal Symphony 　

この他、上級プレミアムクラスでは、Viking Orion、Azamara Questが寄港予定です。

これらのなかで、有名なベルリッツクルーズガイドでは、ms Europa 2が、最高ランクになっています。Travel + Leisureというアメリカの旅行誌の2018年の読者投票では、Vikingが総合得点でトップだったそうです。コンデナストトラベラーなど、他にも有名なランキングがいくつかあり、評価基準や対象者により、どの船が、｢ランクが高い｣、と言えるかは変わってくるかと思います。
ただ、2019年に、ご質問の言葉通り「日本発着クルーズ」を行う予定の客船では、どんな物差しでもおそらく、Silver Museが最高ランクといえそうです。

調べてみると、2019年は、これまでになく、「高ランクの客船」が日本に多く寄港する年といえるかもしれません。中、小型船には、近年の大型、超大型客船にはない、客船らしい優美さがあるように感じますので、その姿を見に、港へ出かけるのも楽しいのでは、と思います。

最近、こういった研修を兼ねてというクルーズの提案、お問い合わせが少し多くなった気がします。生徒さんとご一緒にという場合どうしても経費と日数が重要になってきます。コスタネオロマンチカの夏休み5日間が最も多くお引き受けしてます。値段も手ごろです。（状況によってはプルマンベッドで2段ベッド）でTWNに4人入って更に値打に出かけている方々も多くいらっしゃいます。コスタの場合11歳以下の「小さなお子様限定」でパイレーツ倶楽部というものがあり、国際色豊かに様々な国籍の子供が一緒に食事を食べたり、ゲームをやったりと様々なプログラムが夏休み期間だけはありますので、先生も安心してお任せできお奨めです。しかし夏休みは日数、金額も手ごろなので一局集中するので、2019年はそろそろ最終章です。8割程度は予約が入っている状況です。CREWもネイティブスピーキングの方々ばかりです。一般的なリゾートホテルと違って「安全が１００％」なので主催する側もクルーズですと安心してお誘いできますね。

わたしはまさに自己研修したくて船に乗る部分があります。 ですが、日本周遊の短いクルーズは　外国の方は少ないと思います。 海外の方はロングクルーズをこのまれるので、長めのほうが　たくさんのっていらっしゃる可能性が多いですね。 また夏休みや日本の休みは日本人のほうが多いかもしれません。 過ごし方も、例えば英語のトリビアに参加して　いろいろな外国の方とチームを組むとか、テーブルを外国人の方とあえて　一緒にしてもらうとか。チームを組むとだんだん、親しい人が増えていきますよ。 スタッフにも私は英語練習中だから英語でねと言って。船内新聞も英語でもらいます。またリポジショニングなども長めで、　外国の方多い感じですね。 ホーランドアメリカラインで　バンクーバーまで19日間のったときは テーブルメイトが　わたしたちのほかの4人中3人がもと学校の先生でパートナーが英語が得意でないと知って、レッスンを、夕食の旅にしてくれました。ホーランドは　先生のリタイアの方が多いらしく、ほかにもそういう話を聞きます。読書会という洋書を読む集まりも勉強になります。スタッフもおしゃべりしたい人がたくさんいますから、話せば　いくらでも相手は　みつかるとおもいます。良いレッスンができるとよいですね。

ノルウエイジャンジュエルは本年４月に日本に初来港していますが、私は9 月17日から10月6日まで太平洋横断クルーズで20日間乗船して来ました。

ノルウエイジャンジュエルは2005年にドイツのマイヤー造船所で建造され、NCL（ノルウエイジャンクルーズライン）の船隊では建造年数、大きさ共に中間的な位置づけの船です。 NCLはノルウエイジャンエピックの船型からも分かるように奇抜な会社でフリースタイルクルージングを重視し推進しています。 ドレスコードもなく服装も自由、好きな時間に好きな場所で食事ができるので、初めのうちはこんなに自由で良いのかと拍子抜けしてしまいました。

しかし慣れてくると気楽で、周りの人達が殆ど普段着で過ごしているので朝から晩まで同じ服装で済んでしまい、毎日のメリハリがなくなり、いつの間にか溶け込んでいる自分が不思議でした。 男性なら上着、ネクタイを持って行かなくても過ごせ、荷物もかなり少なくて済むので今迄のクルーズの時と比べかなり楽になると思います。

しかし、この船からクルーズデビューすると客船の基本的なマナーや服装に無頓着になってしまい、違った船会社の船に乗った時に恥をかいてしまう可能性があります。 私見的には既に日本発着クルーズをしている船からデビューし、ある程度クルーズ経験してから乗船するのをお薦めします。その方がNCLの長所、短所をよく理解できると思います。

ロイヤル・カリビアン・インターナショナル

私は何と言ってもロイヤルカリビアンです。 欲を言えばクァンタムクラスorオアシスクラスで、日本人好みには寄せず、コンパス（船内新聞）やメニュー、イベントや船内放送は日本語あり。

ただそれ以外のショーやイベントも欧米航路そのままで、船内案内や表示も英語のままだと、寄港地が日本＆周辺諸国でも船内はアメリカなので、手軽に海外旅行気分を味わえるからです。

ブロードウェイさながらのショー、ラスベガスにいるような錯覚を起こすような華やかなカジノ、クルーズ客船の常識を覆すような度肝を抜く施設、いかにもアメリカンなサイズの料理の数々。 これを兼ね備えているのはロイヤルカリビアンの船だと思います。

本場さながらのハロウィーン、クリスマスのイベントが日本発着で出来たら嬉しい限りです。

ホーランドアメリカが好きですので、増えてくれると嬉しいですね。 プリンセスがとても楽しいのですがホーランドの乗客の雰囲気がすきですし、キャプテン以下のスタッフが　一致団結！感がとてもあってよかったですね。 フォーレンダムが良かったですが他もきっとそんな雰囲気ではないかと思っています。今に、ほかの船がまた、よくあってしまう可能性もありますが。

プリンセスはプレミアムカジュアルで　コスタはカジュアルラインですからそもそも　違うと思ってよいと思います。 食事のレベルも　コスタのほうがそれなりです。コスタもビクトリアよりランクアップのネオロマンチカを送り込んできています。それでも、カジュアルラインなので　ダイヤモンドプリンセスとは比べる対象にならないと思います。 比べるなら、セレブリティミレニアムは　プレミアムカジュアルなので　比較検討の対象になります。 プリンセスも値下げがおおきくて　つらそうなときは食事の質などが落ちたりもしましたが、やはり　カジュアルほどにはなりませんでした。 インテリアなどは　どちらも豪華ですが多分、スタッフの人数的にも違いがあると思います。 具体的に感じたのは　カジュアルシップはなんでもお金がかかるものが多くて、ランクが上がれば上がるほどクルーズ料金に最初から含まれるものが増えるということです。 船によってかかるものがいろいろです。 ブログの乗船記に経験のある船の記入はありますので いくつか、参考になると思います。

日本発着のダイヤモンド・プリンセスの料理(メインレストラン)に関しては2016年､2017年､2018年と3回乗船しましたが食材の質が年々少し下がり気味と感じました｡メイン料理の種類も少ないですね｡ 日本発着のクルーズが増加､競争激化で販売価格Downも影響しているのでしょうかね｡ 海外発着のプリンセスクルーズはアラスカ､地中海､エーゲ海､パナマ運河通航等経験していますがいずれのコース共料理の種類も多く､食材レベルも日本発着より上と感じました｡ アラスカクルーズでは現地調達の大きなタラバガニの足もメインに提供されましたよ｡ 勿論日本発着で提供される和定食はありませんが｡ 船内の雰囲気､サービスについてはそれぞれ好みもあるので一概には言えませんが､同じプレミアムシップといわれているセレブリテイクルーズ､ホーランドアメリカラインと比べてもそれぞれの特徴があると思います｡

クリスタルクルーズも高ランクですし、リージェントとかもそれはよいらしいですよ。でもどこかで　ハパグロイドが　日本に寄港するというのを見た気もします。 ベルリッツのランクでは　ハパグロイドが一番上らしいです。 飛鳥ももちろんとても高いランクです。

全てのプレミアム船に乗ったわけではないですが　プリンセス、ホーランドアメリカ、セレブリティの中では　、セレブリティミレニアムの日本周遊が一番おいしかったですね。インサイドキャビンの入る普通のレストランで、ジャマイカ人のシェフということでしたが、何を食べてもおいしく、魚料理は絶品でした。 全体にプレミアム船は　カジュアルよりは食事がいいです。食事で考えるとカジュアルシップは　ちょっととなりますね。

2018年現在、日本発着を運行しているダイヤモンド・プリンセス、コスタネオロマンチカには、チャペルが存在します。事前に申し込めばここで挙式を上げることは出来るようですが、いくつかのハードルが存在します。 ①神父は乗っていないのでクルー（最高でキャプテン、一般的にはホテルマネージャー等）が代役を務めます ②5分程度のセレモニーで法的効力等は一切ありません。気持ちの問題だけです。 ③全て英語です（ダイヤモンドは日本語が話せるクルーがサポート位はしてくれるでしょう） ④衣装は自前で持ちこみ、当日の着付けも自力、髪のセットは船内のサロン（有料） ⑤船側の都合が優先の為、朝クルーから【今日やりましょう】と連絡が来ます。

メリット チャペル利用料、セレモニー料で$500前後なので安上がりに記念日を迎えることが出来ます。 ウエディングドレスとタキシードのカップルが船内で写真を撮っていると多くの乗客やクルーから祝福されるおまけつきです。 写真撮影は、お願いすれば船内カメラマンが取ってくれますので、この点もリーズナブルに利用出来ます。

日本発着以外の航路でも上記スキームで出来なくはありませんが、諸々のハードルが高くなる感がございますね。

上記日本発着でしたらそこまで難しい事ではありませんので、もし本気でしたらお気軽にご相談ください。

ちょっと遡って、スタークルーズ。 最近だと、ロイヤルカリビアンでしょうか...

スタークルーズは、古くはスーパースター・トーラス。 その後、最近になってヴァーゴで一瞬復活しましたけど、長続きしませんでしたね。

ロイヤルカリビアンは、チャーターに舵を切ってしまって、自主クルーズがなくなってしまったパターン。自主クルーズはセレブリティに引き継いだ格好ですかね。

いつ頃、乗船されたのかわかりませんが、確かに今年昨年あたりから　 ライバルクルーズの参入により、苦戦状況に陥ていますので、各種サービスが　ちょっと、変わった部分があります。 海外発着の場合は　まだ乗っていないのですが、2014年のヴァージンクルーズから2回ほどの時と今とは　うーんと考える部分もおおいですね。 アメリカの船なので、日本人ならこの位で良いと判断して変えてしまった部分もあるかもしれません。 どんなものを想定していらしたかわかりませんが、飛鳥などとは　比べる位置がちがいます。 あくまで　プレミアムカジュアルシップですので　もし、ラグジュアリーシップのレベルをお求めでしたら　他の船を選ばれることをおすすめします。ラグジュアリーシップは　お値段なりのサービスや食事の質があると思います。

いまや日本発着といえども諸外国でもクルーズは販売されているので。 実はダイヤモンドプリンセスでもコスタネオロマンチカでも、クルーズを選ぶと、日本人比率が５０％を切ってるようなクルーズがあったりします。

日本人が多いのは

• 大型連休が絡むスケジュールのクルーズ
• 花火や祭りなど、日本人好みのイベント絡みのクルーズ
• 料金の安い比較的短い旅程のクルーズ

なので、逆に言えば、これらを外した旅程のクルーズを選ぶと、外国人比率が高いクルーズだったりする事が多いです。