・WIFI
船内の無料WIFIからPrincess@Seaというサイトに接続すると、有料の外部インターネット接続サービスを申し込むことが出来るのですが、その画面の説明に問題が。
プランはSocial、Surf、Premiumの3種で、それぞれ24時間単位と、下船までをカバーする複数日でお得な選択肢があります。画面上の説明では、一番安いSocialは「200Mb」「Streaming and audio/video calling may be blocked」と書かれていました。Surfは「300Mb」で同じく「Streaming and audio/video calling may be blocked」、Premiumは「500Mb」で、制限なく使える旨書かれていたと思います。自分はEメールとSNSが出来れば良いのでSocialを選択したのですが、実はこれではEメールが使えませんでした。また、200Mbなどの数字がデータ量の上限を示すのか、帯域を示すのかも、この時点ではよく分かりませんでした。
後から、デッキ5のインターネットセンター(カフェ?)で日本語の解説チラシを見つけて読んだら、Socialは「人気のソーシャルサイトやアプリのアクセスなど。」、Surfは「Eメール、ニュース、スポーツやお気に入りのサイトのネットサーフィンなど。」と書かれており、SocialがSNSオンリーでEメールをブロックしているプランらしいと読み取れました。しかしそうなら、サイトの記載にも、Eメールをブロックすると書くべきだろうと思いました。(幸い、一度選択したプランから上位のプランへは、追加料金でアップグレード可能だったので、Surfに変更しましたが。)
また、日本語のチラシには、「各パッケージは、お客様のクルーズ期間中毎日データ量無制限でご利用いただけます。通信速度は、各パッケージのネットワーク使用域により変わります。」と書かれており、「より速い速度で提供されているデータ量」はサイトを見ろとされてました。これは、ネットワークサービスに詳しくない人が書いているのだろうと思いますが、恐らく「帯域」のことを「ネットワーク使用域」や「データ量」などと専門用語を誤ったりごっちゃにして使用しているので、ちょっと分かり辛いのです。要は、データ量に制限はないけれど、Princess@Seaのサイトに記載のあった200Mbや300Mbというのが200Mbpsや300Mbpsの省略で帯域を表示しており、プランそのもので帯域が異なり、通信速度に差が出るということなのでしょう。
結果として、紙のチラシと、サイト上の記載の両方を読まないと、このインターネット接続サービスが理解できず、正しいプラン選択が出来ないというのが、非常に残念に思いました。なお、「Streaming and audio/video calling may be blocked」と書かれていたSurfですが、Skypeの通話はブロックされましたが、接続できるIP電話アプリもあり、スマホからアプリで日本の家族に電話出来ました。
ちなみに、動画サイトも利用できる一番高いPremiumプランでも、下船までの3泊利用できて59.99USドルでした。(Surfは44.99USドル、Socialは29.99USドル)
他社船のWIFIサービスと比較すると、MSCスプレンディダで3泊で116USドルしたのにデータ量に上限があったのと比べると、無制限で約半額というのは、悪くないとは思います。